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老犬わんちゃんのための車いす製造奮闘記!

こんにちは!まさとです^^
 

ブログ更新が3か月ほど滞ってしまっていました…すいません。
 

出来る限り、更新頻度は高めに頑張っていきたいと思います!
 
 

さて、そして今回は、2か月ほど前に注文があった車いすの製造依頼を例に、注文時のポイントなどを紹介していきたいと思います。
 

また、「車いす」というと「事故や病気時に使用するもの」という感じがありますが、「老犬」にとっても必要不可欠なものであることも感じてくれれば、幸いです。
 
 

老犬の車いす!注文から納品までの流れ。

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時は、本年5月下旬。
 

埼玉県在住のとある飼い主様から「車いすを作ってくれないか」との連絡が入りました。
 

そのわんちゃんは17才の柴犬(メス)で、話を聞いてみると、「ほとんど歩けないで、手で支えてあげると少しだけ歩いてくれる状態」とのことでした。
 

犬の17歳は、人間の年齢でいうと85歳~90歳と言ったところでしょうか。
 
 

飼い主様も、もう老犬なので後1年も生きるかわからないけれども、寝たきりよりかは、少しでも歩行スタイルにして楽な体勢にさせてあげたいとの思いから、車いす(4輪)の購入を決定されたそうです。
 

少しでも早くお届けしたい思いから、すぐにお見積りを提出し、製造の準備をしていたところ…
 

飼い主様から電話が入り「急に昨日から食事を取らなくなってしまい、寝たきりになってしまった」とのことでした。
 
 

実は、犬の車いすを製造していると、このような連絡が入ることは珍しいことではありません。
 

車いすを使用するわんちゃんは、病気、けが、高齢等、何かしらの原因や症状を持っています。
 

わんステップでは、注文を頂いてから納品(発送)まで、1週間程度とスピード感を持って製造しているのですが、どうしても注文から納品までの間に、亡くなってしまうということは、避けられないこともあります。
 

その時は、「最後に一度だけでも」と、スタッフ全員、悔やまれる思いになります。

 
 

では、このわんちゃんはというと、「1週間ほどで状態も安定した」との連絡が入り、スタッフも一安心^^
 

正式に車いすの注文を頂けることになりました。
 
 

ただ、飼い主様から採寸に不安があるとのご相談が。
 

この「採寸」という作業…車いすを作る上で、最大の難関となることが多いです。
 

飼い主様は誰もが正確に採寸したことはないと思いますので、難しいのは当然です。
 
 

わんステップでは、
 

  1. 胴の一番幅の広い部分の長さ(cm)
  2. 地面から前足の付け根までの高さ(cm)
  3. 地面から後足の付け根までの高さ(cm)
  4. 肩から腿の中心部までの長さ(cm)

 
の4箇所を測って頂くことをお願いしていますが、「1」さえしっかり測って頂ければ「2」~「4」については、ある程度、調整が可能ですので、ざっくり測ってもらえれば問題ありません。
 

「1」については、寝た状態でも上から測れますので、特に難しくはないでしょう。
 

あとは、毛を抑えてから測ってもらえれば、より正確に測れます。
 
 

この老犬の飼い主様は、それでも不安とのことでで、メジャーを添えた写メを10枚ほど送ってくれました。
 

スタッフ一同「なるほど。分かりやすい。」と早速、製造に取り掛かりました^^
 

結果、この車いすは、完成まで5日間、注文を頂いてから7日間で、御自宅までお届けすることができました。
 
 

飼い主様からは、
 

「わんちゃんも気にってくれているようで大変感謝している。まだ、リハビリは必要だが、くるくる回って可愛いような愛おしいような、思わず微笑んでしまいます。」
 

と、すぐに連絡が入り、スタッフも大変うれしくなったことを覚えています^^
 

また、「寝たきり状態が解消されるので、少しでも長く一緒に居れます」とのお声も頂けました^^
 
 

当社から…

 
 
今回の様に「足腰が弱り自力では歩けないわんちゃん」や「前足は丈夫で前足で這って歩くわんちゃん」でも歩行スタイルにしてあげないと背骨がS字に曲がったり、寝たきりで床ずれを起こし、内臓機能も低下し寿命が短くなる可能性があります。
 

愛犬と少しでも長く健康でいるために補助的ではありますが車いすの利用が最適だと私達は考えています。
 

「車いすは必要?」「遠方で採寸に不安…」など車いすの購入に今一歩踏み出せていない方も多くいらっしゃると思い、今回の記事を書きました。
 

是非、ご参考にされて頂ければ、幸いです。